今回は,EPS変動分析に関する授業でした。
経営者は株価が下がるM&Aはしません。買い手のPERが不変の場合は,EPSの増減と株価の増減が一致するため,EPSがちゃんと増減するようなM&Aが大事になるわけですね。
前回までの授業では対象企業の企業価値評価という観点でしたが,今回は買収後の統一企業としてのEPSがどうなるかというのがポイントになります。
この場合に,株式買収をする場合と借入金による買収をする場合で異なる結果が出ます。
株式買収の場合は,売り手企業のPERが買い手企業のPER以下でないとEPSは下がります。つまり,PERが大きい企業の方がM&Aにおいては有利になります。
負債買収の場合は,売り手のPERが1/負債コスト/(1-税率)以下でないとEPSが下がります。つまり,社債格付が高くて借入コストが小さい企業の方がM&Aにおいては有利になります。
この分析では,予想EPSが非常に大事になるため,フェアネスオピニオンを投資会社が出す場合は,必ず企業側から提出させるんだとか。訴訟になったときの担保として。
このEPS変動分析というのは,当事者にとってM&Aの成否を結論付けるツールになるんだそうです。ちょっとまだ理解してないので,復習しないと。せっかく勉強する時間ができたんだから。
さてさて,今回は最後に期末の課題が出ました。5人組を作ったので,皆で頑張ってみようと思います。
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