2008/01/19

研究計画書の書き方(8)

さて、最後に大事なのが、「研究の成果」です。

その研究が終わったら、どんな成果が出るのか?

自分の問題意識の解決はもちろんですが、産業界全体にとって貢献はできるのか?
学術的にはどんな価値があるのか?
どんなことに応用ができるのか?どうやって、研究結果を活用していきたいのか?

などについて、しっかりと意識しましょう。
研究とは、成果を出すことも大事になるはずです。




と、ここまで研究テーマから研究成果まで、一気に構成を作ってみました。
おそらく、この辺でつぎはぎや、大風呂敷などで、研究計画は一通りかけてるものの凸凹だったり、無駄な記述が多かったり、整合性が取れてなかったりするはずです。
ここからが勝負です。
全体構想が大体できたものの、論理性を確保したり、無駄な記述を省いたり、部分的にはよりロジックを磨き上げたりと、しながら、ただの構想を研究計画に落としていく必要があります。
この辺は、まさに添削サービス等を100%活用していってください。基本的な案を出すのは自分で頑張れても、やはり研究計画という形に落としていくのは、プロの指導があった方がよいと思います。
私は一度修士論文を書いていたから、まだイメージがありましたが、普通のヒトは研究計画ってどんなものかイメージすらないはずです。
自分では頑張った!よいものができたと思っていても、専門職大学院の研究計画書としては、まだまだ不十分かもしれません。勝手に満足して、不十分なもので受験するのはもったいないです。徹底的にチェックしてもらい、よい研究計画を作っていきましょう。
少なくとも院試塾レベルであれば、受験生ごときに、すべての指摘やコメントに完全に対応することは通常困難なくらい厳しくチェックしてもらえます。自分の力は120%出しつくせるはずです。
(とはいいつつ、最後の方には、計画書をまとめる方向に指導してもらえますので、ご安心を)
最後の最後まで手を抜かずに考え抜いてください。
頑張れば頑張る分だけ、よい研究計画書になり、そして口述試験の準備そのものにもなります。
そして、締め切り前日になったら、誤字脱字をしっかりとチェックして、自信を持って提出してください。
実力不足や、大学院とテーマがあわずに、残念ながら不合格になったとしても、頑張った分は必ず実力になると思います。
ふぅ、とりあえずこれで、研究計画書の書き方は終わりです。
誰かの参考になればいいですが、飽くまで自分の体験をまとめただけなので、あまり役にたたないかもしれません。(泣
とりあえず、院試塾に申し込んでみてください。そして、院試塾に少しでも仕事をさせるべく、じゃんじゃん送り付けましょう。回数無制限ですから。(笑
そうやって、指摘やコメントに対応していれば、ここに書かれてることくらいは、こなすことになります。
では、頑張ってください。

2 件のコメント:

  1. コメント有難うございます。早速本を購入して読んでみました。さらに院試塾にも見積りの依頼を出してみました。院試塾はレスポンスがはやくて驚きました。自己への投資と思ってしっかり勉強したいと思っています。管理人さんは、ICSの知り合いがいない状態での受験でしたか?説明会にはいったのですが、知り合いを作るという雰囲気でもなかったので・・・。

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  2. 実は職場にICSの学生の先輩がいたので、いろいろ情報収集はできたんだな
    もう卒業しちゃってますが…

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