2008/07/16

金融数理の基礎 week13

他の科目と異なり,この授業は次回も授業で次々回が期末試験となります。試験範囲は今回までということですね。

前回に引き続きテキストの第5章 ランダムウォークについての,数学的議論がメインになりました。到達時刻が無限大であることや,鏡像原理といわれる手法について説明されたあと,永久アメリカン・プットの価格づけにランダムウォークがどうやって活かされるかという説明がありました。

やはり,中川先生もいっていたように第5章は数学的な話なので,あまり発見がないですねぇ…
おそらく連続時間論へ進むともう少し,ブラウン運動やランダムウォークなどの性質がファイナンスと結びついてくるのでしょうが…

さて,でも次回はその連続時間モデルへの極限移行の話となり,さらに試験範囲でもないので,結構おもしろい中川ワールドが展開されるのではないかと,期待しています!(笑

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