2008/05/30

M&Aと企業価値評価 week8

最近,この授業が非常に気に入ってます。本当はもっと力を入れたいのに,課題等が多くてあまり力を入れられていません。それが,授業数減らそうかという悩みの原因だったりするんですよねー

今日は,バリュエーション手法の最後ということで,MVA/EVAの説明でした。DCFとの等価性や,そもそもの意味について相変わらず丁寧に説明してました。

また,それとは別に日本の上場企業のWACCがどれくらいになるのかという粗いシミュレーションをしました。低成長であればWACCは1桁前半。高成長でも10%台前半というのが居心地のいい値だそうですね。

この居心地のよさというのは,自分で四季報をいじって,いろんな企業をバリュエーションしていく中でわかるようになっていくんだと思います。なので,なるべくいじってみたいのですが,どうも課題や中間試験に追われて…
さて,後半は売掛債権の流動化は在庫の圧縮と等価であり,特定条件のもとでは企業価値を高めることがわかりました。なんとなく違和感があるけど,ようは運転資金の圧縮なので,まぁ理解はできる。
最後は,カネボウと産業再生機構に関するバリュエーションで,花王の当初買収額がいかに妥当で,産業再生機構がいかに割高で買ったかが理路整然と示されました。また,事業買収の場合にのれんが損金参入できることが,実質買収額にどれほど効果がでかいかがよくわかりましたねー
さてさて,この授業の勉強時間を増やすために,真面目に一科目削減しようか悩んでいます…

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