服部先生の第5回目です。
この授業はクォリティが安定していて、非常にいいですね。
企業の財務諸表を表にする。そしてそれをじっと眺める。そこからストーリを読め!というのが今回の授業のテーマでした。業界別にさまざまな一覧を読み、そこから意味を見出すことをひたすらやりました。
薬品業界では規模別にどのような傾向にあるか。EBITADA倍率が下がっているのは、増益傾向だからとか、国内外の比較。法人税率の計算方法などなど。
PER、EBIT、EBITDAは必ず複数見ることにし、そこに矛盾がないかを確認し、そこに矛盾がある場合はなぜかを考える。EBITなどの値は成長性を反映している。
金融機関では、POEAという指標で評価せよ。
などなど、非常にためになりましたね。特に面白かったのが、PBRが1を割るような会社は株価水準が下支えされるため、PERやEBITが異常値を取ること。投資家はそのように行動するんですね。納得です。
最後に宿題として、ヤフーがボーダフォンを買収した案件について、同じように携帯電話業界の財務諸表を一覧化し、各指標を比較した上で、割高か割安か妥当かを理由つけて結論しろという宿題が出ました。
うーん、実践的だ。頑張ろう。
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