冒頭で、ヤフーによるVodafone買収が割高だったか割安だったかをPER、EBIT倍率・EBITDA倍率で評価せよという先週の宿題の回答がありました。
私の答案は、実際の企業価値まで計算してなかったところはいまいちでしたが、減価償却費/EBITの比に着目できたのは良かったですね。
その後に、割高か割安かはおいておいて、結局まだ買収によるIRRは正になっていないという話をしていただきました。
あー、M&Aとかファイナンスってのはこうやって実務的に評価していくんだと、感心してしまいました。ちゃんと復習しないと、まだよくわかってないけど。
後半は、PE Growth Ratio と PERを使ったバリュエーションの話しでした。この辺は、服部さんらしいというか、現実を統計とか数式を使って解析するんですねー
ちなみに質問を通して理解したことは…
「株価というのは、その時期に投資家が妥当だと判断された倍率指標をもとに合意形成されていることが多い。なので、業界内の株価を妥当に説明できる指標はすべてバリュエーションの指標となりうる。ただし、それはマニュアルはないし、時期によっても異なる。」
うーん、なんか株価形成の裏を読んで、企業をバリュエーションするんですねー
少し、そのような合意の保証がない状態でバリュエーションすることの意義がわからなくなりましたが、要は投資家に対する説明責任なんだろうなと理解した。
あまり難しく考える必要はなく、投資家に対して会社の価値向上だといえるだけの根拠をもって、経営の意思決定をしていくことが必要なんだと思う。科学的に正しいかどうかなんて意味ないっしょ。
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