2009/04/25

M&Aの法務(国内法務)week3

前回に引き続き、敵対的買収防衛策に関するトピックになります。

買収防衛策についてポイント・基本方針・導入のタイミングによる分類・適法性要件・具体的な防衛策・今後の展望ということで敵対的買収防衛策に関するトピックがざざーっと説明されました。

弁護士なので法律の内容に準拠した授業なのですが、まったくそんなことは感じないですね。経営法務の実務家というのは弁護士というより、法律を専門領域とするビジネスマンといった方が個人的には納得感がありますね。

講義の大筋自体は特に知っていることが中心なのですが、非常にわかりやすく、また実際の事例がふんだんに紹介されるのでわかりやすいですね。

ちなみに事前に読むべき資料というのだが数十ページ指定されるのですが、その中で岩倉先生自身が書いた論文がいくつかります。授業ではあまり説明されないので事前に読んでおくようにという位置付けですが、これが量が膨大なんですな。
新聞記事とかプレスリリースはざっと目を通せばいいんですが、たまに岩倉先生の論文があってこれが面白そう。第1回と第2回で、
・新しい会社法制の理論と実務 - 買収防衛策
・取締役の責任・行動準則について
・M&Aにおいて企業価値を高めるための取締役の法的責任・行動準則
の3つが指定されているのですが、これが結構面白いですね。まだ全然読めてないのですが、3つ目のやつだけ少し読み始めています。会社法で規定されている取締役の義務をどう解釈すべきか?また昨今のグローバルマーケットを前提にした場合の取締役の義務とはどうあるべきか?などについて議論しています。
面白さにはいくつか種類があるのですが、まず法解釈というのはこういうにやられるのか…という初めて法律を学ぶという知的好奇心の充足もさることながら、企業経営に取締役の存在意義やガバナンスとはということを考えることは結構自分的には意味があることで楽しい。
この授業は配布資料などが頑張って読めば読むほど勉強になりそうです。頑張りましょう。
今学期の最優先授業かもしれませんな。

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