この授業は履修はしないで聴講と決めているのですが、今回は改めて聞くとためになるなぁと思える講義でしたね。いままで服部先生や金融実務取引法の授業で学んできた会社法を体系的に復習するという意味で、非常によいですね。
アカデミックな感じががとっつきにくてて大丈夫かと思いましたが、この授業であれば聞く価値の方が高いですな。
さて、授業内容ですが第1回目から基本的に会社法の条文の順番に沿って授業が進められているようです。この後もそうなのかな?
ということで、今回は第二編 株式会社のうち「第一章 設立」「第二章 株式」「第三章 新株予約権」が講義対象でした。
ちなみに設立は前回に引き続きで会社法施行で規制緩和となった内容(最低資本金制度など)や、設立手続きや、定款になにを書くべきという内容が講義されました。
ひたすら条文を読んでいるというよりは、若干使う側の立場を意識しているように感じる内容ですね。まぁ、弁護士を目指す学校ではなく、企業の法務担当者向けの学校だからかな?
ちなみに経営法務コースのHPでは「本専攻では、所属教官とともに、経験豊富な弁護士などの実務家の全面的な協力を得て、現実の事案処理、ケーススタディを中心に実践的な紛争解決、事件処理能力を身につける教育を行っています。」というような趣旨が書かれているので、やはり法律といえども若干実務家向けですね。
授業だけ聞いているとつまらないのでしょうが、服部授業や岩倉授業などでM&Aを学びながらだと、会社法の細かいところなども理解がよくできるし、結構おもしろい。
さて、株式・新株予約権のところではITバブルと平成13年の商法改正の関連等の背景の説明や、また会社法107条と108条に定められているいわゆる種類株式の説明や、トラッキングストックについての説明もありましたね。
いやいや、思ったよりも面白いので継続して受講しましょう♪
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