2008/04/11

M&Aと企業価値評価 week1

この授業は服部先生の授業になります。ICSでは寄付講座教員ということで、客員教授になる先生です。

佐山先生と同じく、日本のM&Aの草分け的存在のようです。
かなり愉快な先生で、根本的に人として面白いです。話してるの聞いてるだけで楽しめます。

秋学期のM&Aストラクチャ論とセットの授業で、秋学期がM&Aの手続き的な部分になるのに対し、春学期の方はM&Aにおける企業価値評価、つまりバリュエーションが講義内容となります。
本人曰く、こんなに詳しいM&Aの授業は他にはないとのこと。(笑

今日は、国内外のM&A市場動向の紹介でしたね。
2007年は過去最高のM&A取引が世界で行われたが、サブプライムローンの影響で2008年は激減ということで、あらためてサブプライムの影響ってすげぇなぁと思いました。

サブプライムが今後どうなるかとか、証券不況は7年に一度くるとか、今回の被害額と日本のバブル期の不良債権総額の比較、日本が早晩LBO天国になる可能性があること、住友金属工業がミタルにLBOで買収されるとしたらどうなるか、みたいなことを余談も、具体的な数値を入れて説明されて、感心しきりでしたね。
本人の書いた『M&A最強の選択』をいま読んでるのと、『M&A最強の選択">不思議の国のM&A』や、『M&Aとガバナンス』を読んでいたおかげで、雑談についてもほぼ理解することができて非常に満足でした。
2年間でM&Aについては、結構理解が深まりそうで、楽しみですねー

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