シラバスから引用すると今回は
第7回(11/18)【買収ファイナンス】 講師:杉山泰成
M&Aの一形態として、特別目的会社を設立し、多額のデット投資と少額のエクイティ投資を組み合わせて、対象企業・事業の買収資金を調達するLBO取引が活発化している。
本講義では、このようなLBO取引におけるファイナンス手法に関して、取引のストラクチャーとM&A完了に至るまでの流れ、ローン契約の特色や担保設定の方法等について概説する。
ということです。この杉山弁護士はパートナーということなので、かなり優秀な方っぽいです。理路整然としていました。
内容としては、買収ファイナンスで用いられるノンリコースローンについて、基本的な特色や、LBOスキームの説明、LBOにおける弁護の役割などが最初に説明され、後半はおもにリーガル面からのテクニカルな説明がメインでした。
『M&Aファイナンス 第2版』を読んでいたので、かなりよい復習になりました。M&Aファイナンスを超える部分もあったのですが、リーガル的にレベルが高すぎて、あまりついていけなかった。
逆にですね。
コーポレート・ファイナンスをいろいろ学ぶことで、コベナンツとかがどういう趣旨で設定されているかとか、M&Aの法務などで法律面の知識が増えてきたので、もう一度M&Aファイナンスを復習してみたいなと思えたので、それが収穫でしょうか。
経営法務系の知識は、未知の領域のほうが興味が持てるみたい。前回の種類株や、前々回のグローバルオファリングなどは普通に知らないことだったので、おもろかった。
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