2010/02/05

国際取引における法的諸問題week1-week15

アンダーソン・毛利・友常法律事務所の寄附講義の「国際取引における法的諸問題」のまとめです。過去日付で思い出しながら書いています。


修士論文やりながらの期間だったので、あまりちゃんと出席できませんでした。半分くらいしか出席できていないと思います。あと、法務コース向けなので、かなり法律的な部分の説明がしっかりしているので、逆にM&A関連以外のところは少し難しすぎて理解できないところもあった。


ただ、M&A系の講義や国際法務戦略と若干重複部分が多いので、それらを取っている学生には冗長感があったかも。これはどうしようもない寄付講義だし、文句は言えない。この講義が一般公開であったら、結構行きたい人が多いのかも。ジャンル広いし。


●第1回 : イントロダクション(企業法務一般と国際的法律問題)
●第2回 : クロスボーダーM&A①(インバウンド、TOB)
●第3回 : クロスボーダーM&A②(アウトバウンド、企業結合規制)
●第4回 : クロスボーダー金融①(シンジケートローン、担保に関する国際的問題)
●第5回 : クロスボーダー金融②(イスラム金融)
●第6回 : キャピタル・マーケッツ①(日本企業による海外での資金調達)
●第7回 : キャピタル・マーケッツ②(外国企業による国内での資金調達)
●第8回 : 国際紛争解決①
●第9回 : 国際紛争解決②
●第10回 : 外国籍労働者・外資系企業と労働法
●第11回 : 国際税務
●第12回 : 知的財産権①(国際特許訴訟)
●第13回 : 知的財産権②(その他)
●第14回 : 競争法 講師:植村 幸也、バシリ・ムシス
●第15回 : 中国取引・インド取引に関する法律実務



クロスボーダーM&Aの講義は、今学期までに基礎的な部分は大体理解していたので、実務的にどういう点が問題なるかという点がおもろかった。他の部分は、他の講義と重複しているが、これはしょうがない。講師には非はないですね。クロスボーダー金融はイスラム金融については、あまり実感が湧かずにスルーしましたが、いまこれを書いている時点で、たまに仕事でイスラム金融が出てくるので聞いておくべきだったかも…


国際紛争解決はかなり面白かった。海外で紛争処理をすると如何に面倒で、時間がかかるかがよくわかった。国際法務戦略と若干内容が重複していたので、復習になったね。国際税務のところは同期が絶賛していた。しかし、実務でまだ実感がなかったので、そんなもんかなーとしか実感できんかった。悲しい。


とかとか、いろいろありますが、つまみぐい程度にしか受講できなかったのが残念です。もっと実務で問題意識があったあとだったら、結構違ったんでしょうが…

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