こちらは非常にわかりやすく、(実行が容易かどうかをおいておいて)戦略立案の詳細なプロセスなども細かく書いてあります。
W・チャン・キム レネ・モボルニュ
ランダムハウス講談社
売り上げランキング: 585
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自分のブルー・オーシャンは見つかるか
事業を起こしたい人が読む本
それほどたいしたことはない!
素晴らしい本です
おしい・・・もう随分前に読んだので、中身はちゃんと覚えてないので簡潔に。(苦笑
競争が激しい産業では、コストと品質(顧客価値)がトレードオフになります。コストリーダシップ戦略か差別化戦略のどちらかを選択すべきとポーター先生も言っています。これをレッドーシャン(血みどろの海)と本書では表現をします。
著者たちはコストと品質はトレードオフにならないと主張します。顧客にとって価値にならない(が既存業界では価値になると勝手に勘違いしている)部分を削り、顧客にとって価値になる(が既存業界では注目されていない)部分を付与することで、差別化と低コストを同時に実現すれば企業にも顧客にも利益を生むことができます。これをバリューイノベーションと定義し、バリューイノベーションにより新たに開拓した市場をブルーオーシャンといいます。
顧客にとって新しい価値を提供することで、ブルーオーシャンは市場を拡大・創出します。
夏の集中講義資料から抜粋すれば「製品・サービスの価値体系を変革(新しい価値の導入、既存の価値の削減)することで、未消費の需要を掘り起こし、競争のない新しい市場空間を創出する」のがブルーオーシャン戦略になります。
この本のよいところは、ブルーオーシャン戦略策定のためのツールや方法論、実行論をまとめて説明しているところです。実際に成功するかはともかく本に書いてあることを実践するプロセスがしっかりと書いてあるのがすばらしいところです。
逆に読みぱなっしになっていることに、いまさら気づき少し恥ずかしいですね。
いまの部署はどちらかというと全社戦略的な仕事なので、事業創生とは少し違うのですが、もう一度読み直して、なんか役に立てれるところはないですかね。
読んだだけでは意味がないので、ケーススタディなりで一度訓練したいところですな。
そういえば、昨年度の秋頃に出版された「日本のブルー・オーシャン戦略 10年続く優位性を築く」も立ち読みしてみよーかなー
まぁ、もう少し経営戦略とかを積極的に考えるようにせんと俺もこれからはいかんよなー
ていうか、うちの会社がよくないよな。頑張ろう。読んでだけでは何もならん。一つでもいいから、意味のあることを考え続けるかー
でも、直感的には日本企業の弱点は戦略立案より、戦略実行面のようにも感じる今日この頃。そっちは少しずつ実力はつきつつある。

この書籍の良さがカツマーの書籍と同じくらい、価値がわかりません。読んでみてどうでしたか?既存のマーケティング手法からどこが発展しているのか、読んでいてちょっとガッカリした書籍でした・・・
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