中国法、交渉術、M&A契約技術、買収ファイナンス、国際訴訟という国際法務でのメジャートピックをカバーしている講義です。
初回のガイダンス終了後と、第二回目は中国法でした。
森・濱田松本事務所の射手矢弁護士という日経経済新聞のランキングでも上位常連の結構有名な中国法の弁護士さんが先生です。中国法の基礎的な部分をざくっと講義してもらいました。
中国の行政や司法の体制や、各種法制、土地の取り扱い、現地法人からの日本送金の可否、裁判判決や仲裁判断などの日本と中国での取り扱いの違い、などなど。
基本的な歴史や法整備の流れなどもおさらいしたのでざっと概観を掴むことが出来て非常によい講義でしたね。
彼の主張は、最近の中国では日本人が思っているより法整備は進んでいる。人治から法治へと変化しつつある。ただ、まだ法の運用部分が甘いので、そこに注意しないといけないとのこと。
講師の書いた参考書も買って読みましたが、ざっくり概観を掴むのに非常に手ごろですね。

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